神奈川大学附属中学 算数 2022年度入試問題 問2-(1) 損益算の問題の過去問解答・解説です。
問題
りんごを1個80円でいくつか仕入れ、3600円の利益を見込んで定価をつけて売り始めました。しかし、そのうちの10個が売れ残ったため、実際の利益は2400円となりました。
①定価は何円ですか。
②仕入れたりんごの個数は何個ですか。
引用元:神奈川大学附属中学校 2022年度入試問題 算数 問2-(1)
解答・解説
りんごの数をx、定価をyとおく。
りんごを1個80円でいくつか仕入れ、3600円の利益を見込んで定価をつけたので下記表せる。
y × x - 80 × x = 3600・・・(1)
10個が売れ残ったため、実際の利益は2400円となったので下記表せる。
y ( x - 10) - 80 × x = 2400
y × x - 10 × y - 80 × x = 2400・・・(2)
ここで(1)と(2)の式に共通している「y × x」と「- 80 × x 」に注目し、(1)-(2)をすることで
上記共通部分を削除する。
y × x - 80 × x = 3600
- ) y × x - 10 × y - 80 × x = 2400
- ( -10 × y) = 3600 - 2400
10 × y = 1200
y = 120(円)
定価y = 120が求められたので(1)に代入する。
120 × x - 80 × x = 3600
40 × x = 3600
40 × x ÷ 40 = 3600 ÷ 40
x = 90(個)
答え:①120円 ②90個
ポイント
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