WordPressテーマの主要なスタイルシートファイルであるstyle.cssを読み込む際にキャッシュを回避する方法について紹介します。キャッシュを回避することで、常に最新のstyle.cssを取得し、問題の修正や機能の追加が反映されるようになります。
以下はWordPressのwp_enqueue_scripts
アクションを使用してスタイルシートを読み込むコード例です。
add_action('wp_enqueue_scripts', function () {
wp_enqueue_style(
'my_style',
get_stylesheet_directory_uri().'/style.css',
[],
date("YmdHi")
);
}, 11);
このコードは、WordPressのwp_enqueue_scripts
アクションに対して無名関数をフックしています。その中で、wp_enqueue_style()
関数を使用してスタイルシートを登録および読み込み設定しています。
my_style
はスタイルシートのハンドル(識別子)であり、get_stylesheet_directory_uri()
関数を使用してテーマディレクトリのURLを取得し、その後ろに/style.css
を追加しています。最後の引数のdate("YmdHi")
はキャッシュ回避のためのバージョン指定であり、日時情報を使って動的に生成されます。
このコードを適切な場所(たとえばテーマのfunctions.php
ファイル)に追加することで、WordPressはwp_enqueue_scripts
アクションが実行されるタイミングで指定したスタイルシートが読み込まれるようになります。