獨協中学 算数 2024年度入学試験問題(第1回) 問4 条件の読み解きの過去問解答・解説です。
問題
太郎さんと先生が「2024」という整数について話しています。二人の会話を読んで、あとの問いに答えなさい。
先生 : 「今年は2024年。各桁の数字を使って、2+0+2=4が成り立つね。」
太郎 : 「確かに。でも、同じ性質をもった整数はたくさんありそうです。」
先生 : 「いや、意外と少ないんだよ。次の条件にあてはまる整数を『足し算数①』と名付けよう。」
『足し算数』の条件
- 0から9999までの整数で考え、1000より小さい場合は0を使って4桁で表す
例 : 9→0009、21→0021、509→→0509- (千の位)+(百の位)+(十の位)=(一の位)が成り立つ
太郎 : 「1427は1+4+2=7だから『足し算数』で、370は0370にしたうえで、0+3+7が0ではないから『足し算数』ではないってことですか?」
先生 : 「そうそう。条件は理解できているね。整数を100ずつに区切って、『足し算数』の個数を数えてみよう。まずは、0から99だとどうかな?」
太郎 : 「0000から0099で考えると、0+0+(十の位)=(一の位)なので、十の位と一の位が同じになればいいですね。よって、ア個ですか?」
先生「正解。次の100から199までだとどう?」
太郎 : 「0+1+(十の位)=(一の位)なので、『足し算数』はイ個です。」
先生 : 「コツをつかんだようだね。次に1000から1099までを考えてみよう。」
太郎 : 「1+0+(十の位)=(一の位)を考えればいいから、100から199までと同じ個数です。」
先生 : 「うん。すでに計算したものを利用しながら、縦を千の位、横を百の位にした、整数を100ずつに区切った『足し算数』の個数の表②を作るとわかりやすいよ。」
太郎 : 「確かに0から9999までの『足し算数』の個数②を求めるのが楽になりそうですね。表をうめて考えてみます。」
(1)文章中の下線部①について、次の整数の中から『足し算数』をすべて選び、記号で答えなさい。
ア 358
イ 756
ウ 3250
エ 6174
オ 7119
(2)文章中や表中のア、イにあてはまる整数はそれぞれいくつですか。ただし、同じカタカナには同じ整数が入ります。
(3)文章中の下線部②について、表中のウ~オにあてはまる整数はそれぞれいくつですか。
(4)文章中の下線部③について、0から9999までの『足し算数』は全部で何個ですか。
(5)太郎さんは次の条件にあてはまる『5桁の足し算数』について、考えてsみることにしました。0から19999までの『5桁の足し算数』は全部で何個ですか。
引用元:獨協中学校 2024年度入学試験問題(第1回) 算数 問4『5桁の足し算数』の条件
- 0から19999までの整数で考え、10000より小さい場合は0を使って5桁で表す
例 : 9→00009、21→00021、509→00509、4653→04653- (一万の位)+(千の位)+(百の位)+(十の位)=(一の位)が成り立つ
解答・解説
※解説未掲載
答え:(1)ア、オ (2)ア:10 イ:9 (3)ウ:3 エ:4 オ:0 (4)220個 (5)385個
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